【ボーイスカウトとは・・・】 ボーイスカウトとは、青少年が、仲間たちと自然の中で遊びながら、いろいろなことを身につけて、 より良き社会人を目指す教育運動です。 1907年 ボーイスカウトの創始者ロバート・ベーデン- パウエル卿はイギリスのブラウンシー島に 20人の少年たちを集めて実験キャンプを行いました。 ここからボーイスカウト運動が始まり、100年を超えた今、160以上の国と地域が加盟する世界最 大規模の青少年教育運動となっています。 ボーイスカウトは、子どもたちの年齢にあった育成を行うため、各年齢層に応じた5つ の部門により構成されています。 ●ビーバースカウト部門 小学校入学直前の9月〜小学 2年生 ●カブスカウト部門 小学校2年生9月〜 ●ボーイスカウト部門 小学校5年生9月〜 ●ベンチャースカウト部門 中学校3年生9月〜 ●ローバースカウト部門 18歳以上〜25歳 ボーイスカウト運動には次のような特徴が上げられます。 1 青少年の自発活動であること。 2 青少年が、誠実、勇気、自信、および国際愛と人道主義を把握すること、健康を 築くこと、人生に役立つ技能を体得すること、社会に奉仕できることの人格・健康 ・技能・奉仕を4本柱としていること。 3 幼児期から青年期にわたる各年齢層に適応するよう、年齢に応じた部門があり、そ れぞれのプログラムが一貫していること。 等 また、ボーイスカウト教育が他の青少年団体と異なるところは、そのプログラムにあり、 それは、「ちかい・おきて」の実践、班制教育、進歩制度、野外活動を取り入れている ことです。 ボーイスカウト教育は、どのような時にも、どのような場でも、すべての活動は「ちかい とおきて」の実践を基盤において行われています。 「ちかい」は、自分自身に対して誓うものであり、また「スカウトのおきて」は毎日の生 活の物差しとして自分の行動を律するものです。 −ちかい− 私は、名誉にかけて、次の3条の実行をちかいます。 1.神(仏)と国とに誠を尽くし、おきてを守ります。 1.いつも、他の人々を助けます。 1.からだを強くし、心をすこやかに、徳を養います。 −おきて− 1.スカウトは誠実である。 2.スカウトは友情にあつい。 3.スカウ トは礼儀正しい。 4.スカウ トは親切である。 5.スカウ トは快活である。 6.スカウ トは質素である。 7.スカウ トは勇敢である。 8.スカウ トは感謝の心をもつ。 カブスカウト部門やビーバースカウト部門では、年少者でも分かりやすいよう、「やくそ くとさだめ」「やくそくときまり」があります。 −やくそく−(カブスカウト) ぼく(わたくし)は まじめに しっかりやります。 カブ隊の さだめを 守ります。 −さだめ−(カブスカウト) 1.カブスカウトは すなおであります。 2.カブス カウトは 自分のことを自分でします。 3.カブス カウトは たがいに助けあいます。 4.カブス カウトは おさないものをいたわります。 5.カブス カウトは すすんでよいことをします。 −やくそく−(ビーバースカウト) ぼく(わたくし)は みんなと なかよくします。 ビーバー隊のきまりをまもります。 −きまり−(ビーバースカウト) 1.ビーバースカウトは げんきにあそびます。 2.ビー バースカウトは ものをたいせつにします。 3.ビー バースカウトは よいことをします。 |